ボートマッチの傾向と対策。参議院選挙2010 マニフェストマッチ - Yahoo!みんなの政治 をやってみた。編

参議院選挙2010 マニフェストマッチ - Yahoo!みんなの政治
http://senkyo.yahoo.co.jp/manifesto/match/

  1. 日本創新党 女性党 幸福実現党 は含まれず。
  2. 各政党のマニフェストを読んで自分に合うマニフェストを選ぶという形。公式に出された公約なので分かりやすく比較しやすい。
  3. 選択時は名前が出ない状態でシャッフルされて出てくる為、選択時にはどの政党を選んだかはわからないようになっている。

bobcoffeeの結果はこちら。

参議院選挙2010 マニフェストマッチ - Yahoo!みんなの政治
http://senkyo.yahoo.co.jp/manifesto/match/result.html?c=IIHEICI


行財政・税制について みんなの党マニフェスト選択

  1. 現時点の判断として消費税を社会保障目的税化としている党は無条件で外して考えました。事実上、中央銀行による国債買取を行って債務圧縮を行わない限り、消費税を20%以上にしたとしても社会保障を全額賄う事は不可能でしょう。また、消費税を上げるとしても公務員の削減や人件費の削減と経済成長を実現してプライマリーバランスを早期に黒字化しなければどちらにしろ機能しません。>今後3年間は集中改革期間とし、増税はしない と年限を区切って見直し圧力を入れている所を選んだらみんなの党になりました。

経済政策について みんなの党マニフェスト選択

  1. 既存の金融機関からの融資を謳った所はまず外しました。今の金融機関は少しでもリスクがあれば貸しませんから一時的に政府保証で融資額を増やしたとしてもいつ融資を止められるかわからない状態では企業も借りません。現状は間接金融が崩壊していると言っても過言ではなりません。
  2. >名目4%以上の経済成長により の部分で事実上、通貨の流通量を増やすか国債買取をするという意味だと思ったのでそちらを選びました。>企業の地方移転促進のため と書いてある方は>法人事業税の優遇、固定資産税の減免 で企業が再投資してまで国内に移転するとはとても思えないという点で外しました。

雇用について      たちあがれ日本マニフェスト選択

  1. 採用をサポートし採用まで責任をもつNPOなどに実績ベースで奨励金を渡すイギリス方式の方が結果が出やすいのではないかという考えなので>採用企業への奨励金支給 など、採用企業側について奨励金が発生するシステムを挙げてる所は外して考えました。
  2. たちあがれ日本マニフェストにしたのは>新卒と既卒の区分をなくした採用慣行の普及や職業訓練に重きを置き、能力開発と人材の流動性を確保した点から。>ハローワークを原則民間開放。 と書いてあったみんなの党のものと迷ったが労働者の能力開発を通してミスマッチを減らす方向が強く見えたたちあがれ日本マニフェストを選ぶ結果に。

医療・年金について   国民新党マニフェスト選択

  1. 現状のままだと無年金者が続出するので一元化と税方式による最低保証年金と所得比例型年金は必須と考えられる為。ただし、最低保証年金の金額を決めてしまうと物価スライドが出来なくなって機能できない可能性が出てくるので金額が書いてない国民新党マニフェストを選択。

子育て・教育について  みんなの党マニフェスト選択

  1. 子供手当てには反対している、もし直接給付という形を取るのであれば子どもが成人した時に一括して渡した方がいい。1万3000円の現在でも新成人のみに一括給付という形を取れば一人当たり200万円+αの給付が行え、行政コストも抑えられる。まとめて一括なので大学の学費を一括で払う事で学業に専念できたり、結婚を控えている人にとっての結婚費用や起業資金に、と日々の生活の質を上げる為に細々と使われるやり方では消費に回らないばかりか、手当てがあるという前提で企業側の給料算定されて給料の減額に繋がる可能性がある。
  2. 上記の理由から子供手当ての現金支給へ賛成しているマニフェストについては除いて選択した。高齢出産が増えてる事のケアとしての妊婦検診無料化と三歳からの義務教育にすべきという考えから公明党の>小学校就学前3年間の幼稚園、保育所を無償化。妊婦健診を完全無料化 の部分については賛同できるが みんなの党は>自治体の創意工夫を生かして現物給付と現金給付を組み合わせた政策に転換。 と地方に権限移譲を行う部分を重視してみんなの党マニフェストを選択。

外交・防衛について   公明党マニフェスト選択

  1. 国連安保理常任理事国入りを推進する事が日本にとって絶対的にプラスだとは思えないので推進を表明した所は外して考えた。
  2. 事実上、沖縄から動かす事は現時点では不可能だと思うので最大限の負担軽減策と不平等条約化している日米地位協定の改正は不可避だと考える。そういう面でみんなの党が書いた>日米安保体制を基軸とするが、対等な同盟関係として「思いやり予算」の見直しや沖縄の負担軽減については賛成出来るが>国連安保理常任理事国入りを目指す。 と書いている為、消去法で公明党マニフェストを選択する事に。

政治改革・憲法について みんなの党マニフェスト選択

  1. 首相公選制と二院制(衆議院中選挙区参議院は全国区)にして選挙活動は出るだけで数千万掛かるポスター、ハガキ、ビラ等のアナログ的部分は禁止。広告禁止した上でインターネット選挙+街頭演説+合同討論会と資金力の差が出にくい仕組みにすべきというのが私の考え。
  2. たちあがれ日本公明党中選挙区について言及しているが公明党は>18歳選挙権を実現。と私の考えと合ってる部分もあるが>永住外国人への地方選挙権を実現。 の部分が決定的に反対なので駄目、たちあがれ日本議員定数削減幅が少ない事、議員の待遇面に触れていない事からみんなの党マニフェストで反対でかつ実現可能性が一番低い>一院制を実現 の部分を抜かして賛同出来るのでみんなの党マニフェスト選択する結果になった。また、毎日ボートマッチ(えらぼ〜と)で候補者別で見ると外国人地方参政権付与について反対の候補者が多かったのも選択に影響を与えた。

総括
選挙区が複数人区なのでみんなの党に入れるつもりだったのでまあ、順当かなという結果に。比例でもみんなの党の候補か政党としての思想信条とは違うが表現規制に反対している社民党保坂展人候補に入れるか最後まで迷っている。現状では警察官僚出身で表現規制派の後藤啓二候補がいるみんなの党には入れたくないが後藤啓二候補以外のみんなの党の有力候補に名前で入れれば後藤啓二候補が当選できなくなる可能性も高まるので悩ましいと所である。多分最後まで迷って社民の保坂展人候補に入れる事になるだろう。

ボートマッチの傾向と対策。日本版ボートマッチ:YOMIURI ONLINE(読売新聞)をやってみた。編へ続く。